4連休、引き籠っても強み-天才性発掘診断②-

新幹線で駆けつけたかったのだが、時節柄、zoomを利用した自室でのオンライン診断と相成った。

知り合いを見かけた時、迷いながら声を掛ける私は、ギャグかというほど気付かれない。

案の定、オンラインでも私の声は通らなかった。

急遽、子どものヘッドホン&マイクをつけてKINUさんに挑んだ。

天才性発掘は優越性の誇示か

KINUさんからの診断を受けるにあたり、幼少期からの「できてしまったこと」、「成果・結果を出したものごと」を大小問わずに思い出すよう言われた。

私は、きちんとリスト化して備えた。

事前に提出したいぐらい前のめりで備えていた。

この万全の態勢は、私の真面目さ故のことだと思っていた。

診断を受けた今、この行動は、私の発動条件である「楽しいこと」・「必要なこと」に合致していたために為されたものだと理解できる。

ところで、この「天才性の発掘」は、優越性を誇示するための作業だと疎ましく思う人がいるかもしれない。

しかし、KINUさんのいう天才性は、非凡な才能や能力を指しているのではない。

「努力している感覚もなく無意識でできてしまうこと」

「息を吸うようにできてしまうこと」

https://kinuyoh.com/

というように生理的、本能的なことをいっているのである。

当然にして無自覚なことが多く、あえて探し出さないと気が付くことができない。

だからこその「発掘」なのだ。

KINUさんは3時間もかけ、私の天才性を17個も発掘してくれた。

診断結果と嫉妬心

診断結果を一覧にしたところで、他人の天才性にそこまで人は興味を示さないだろう。

ただし、自身で述べるプロフィールよりは断然、客観的で信頼のおけるものであることは間違いない。

私は診断を受けて自分への見方が変わり、意識も改まった。

未だ不思議な感覚で言語化できずにいるが、自分をより俯瞰できるようになったと言えば分かってくれるだろうか。

これからの行動も少しづつ違ったものになるはずである。

改めて、ここまでの水準でたくさんの人を診断できるKINUさんの能力に驚く。

KINUさんは私には見えない何かが見えているのだろう。

好奇の嫉妬心が湧く。

察するに、KINUさんの感受性には人並外れた襞があるに違いない。

 天才性KINUさんコメント私の感想など
1 【スタートの早さ】終わらせるのも早い小学生低学年の時、ハチャトゥリアン「剣の舞」をスピード感に高揚して繰り返し聴いていた。
早さも速さも好物かも。
2【わらしべ長者的情報収集力】とりあえず情報収集している
→全体をつかむ
→結論をすぐ出す
長女の妊娠期間も妊娠・出産と名の付く本にほぼ目を通していた。
3【客観的情報処理能力】プライドがありつつも、厳しい意見、想定外も受け取れる。プライドに傷がついているのだけれど、聞くとより良くなる自覚あり。
4【人の好き嫌いがない】人に熱狂・盲目的にならない
毎回違う人の意見が聞ける。
ビジネス的には男性の信頼を得やすい。感情的でない女性なら◎。
低学年の時、好きな人は全員と思っていた。人の長所を分かっているつもり。
5【根拠のない自信】上手くいくためには客観的にリスクヘッジのできる人と組むとよい。
一般論にめげそうになったら、まずは情報収集を。
失敗が悪いとは思っていない。
公務員としては無能という自覚。
6【楽観主義・ポジティブ】自己責任で対応できる場所で活動するとよい以前、夫との喧嘩で「ポジティブ過ぎる!」と怒鳴られて驚いた。
7【多動・スピード感】早いマイペースの方。
スピード感のある場所にいると良い。
インプットしない時に閃くので何もしない時間を作ること。関係のないジャンルでも情報収集を。『メモの魔力』もお薦め
マイペースと言われることは多々あり。遅いという意味でなく、私なりのペースについての見解だと知って納得。
「決断力のある人は、共感力がない」というKINUさんの言葉が心に残る。
8【面白くしたい気持ちが強い】 常に“むっ”というポイントを探している大学院で専攻したジャンルは、「黄表紙」という江戸の戯作本。ただ、ただ、面白いものに触れていたいのだな。
9【ストイック】楽しいこと探しで勝手にストイックに上に同じ。
大学院を最近退学したのも、今の研究対象が面白くないというのが実は一番の理由。
10【自我・主体性】主体性のない人にイライラしている。興味のないことには本当に力を入れないこと。世の中のためにも興味のあることを。おっとりタイプと思われる節があるが、興味の有無でアホみたいにせっかち
11【空気を読まない】嫌われる勇気が必要。関係性に応じて時間配分をすると良い。意外な診断。
いつも空気読んで頑張っているつもり。だからか……。
12【改善の鬼】ポイントを見つけることで自分のものにしている。
「こうしたらいいのに」をストックしていくこと。ex.新事業でも人の変だなというところを見ていくといい。
「こうしたらいいのに」を常に抱えている。手出しできないと知ると、目を閉じ、シャッターを下ろしている自分がいる。
13【物怖じしない】飛び込んでいける。
情報の差があってもすごい人は優しいので躊躇しなくてよい。
遠慮をしているつもりだが、知りたい時は突っ込んでいるかも。
14【最上指向】ベストにしている。
クオリティの高いものを作っている自覚を持つ。7割でも出してみるとよい。
いつも、なんちゃって〇〇と思っていて、そういう自覚はないが……。
15【フットワークの軽さ】使っていく「楽しいこと」という発動条件に合致すると、そうかもれない。
16【主体性のある人との関係構築能力】2~3人が発動条件。
大人数の時はグループに分けて対応していく。
なるほど!
17【パクリ力】パターンが分かればできる。2~3人の事例を集めてやること。創造力がないのは確かである。

まとめ

この診断を通じて自分を知ると、環境や状況を選べようになり、よりストレスの少ない世界で生きられるようになる。

と、KINUさんは、最後に実感を伴ったアドバイスをしてくれた。

確かに、この4連休の私は、食事時にひょっこりと顔を出す以外、一日中、本を読み、ブログを書いている。

全く罪悪感はない。

天才性が発揮されているだけなのだ。

今はこれが楽しい。

自分がアホだと感じる瞬間もあるが、卑下はしていない。(これも天才性)

補足(オチ)

私の天才性の発動条件は、楽しいこと、必要なこと。

ほとんどの天才性に適用されるとは前述したとおりである。

天才性発掘診断①で力説した平野啓一郎氏の「分人」の理論は、私の天才性においてはあまり当てはまりそうにない。

残念。

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