イベントが増えた感のある週末は、
いかがお過ごしでしたか?
私は、「結婚式」に出席しました^^
Facebookに投稿しましたが、
挙式には参加できず、披露宴のみ。
完全に私の落ち度です。
案内状に
同封された”短冊”に
気が付かなかったという理由。
妹に着付けをされながら、
「あの”短冊方式”って今もあるのかしらん?」
という話までしていたのに!(笑)
これも何かの縁?
結婚式会場として訪れた
「パレスホテル東京」の
プレスリリースを見てみましょう!
「パレスホテル東京スイーツブティック」2022年3月23日(水)オープン|プレスリリース|パレスホテル東京 (palacehoteltokyo.com)
3/23にパレスホテル直営の
「スイーツ&デリ」が新宿伊勢丹に出店!という
リリースですね!
過去のリリースを辿ると、
コロナ禍になり
初めて「オンラインショップ」を立ち上げ
活路を見出していく様子が確認できます。
商品のメディアPRにも力を入れ、
それを目にした夫が
「マロンシャンティイ」を
買って帰ってきたことも記憶に新しい。
1個900円のケーキとは
これまで知りませんでしたが、
東京のど真ん中だからさもありなん、ですね!
こうやって「プレスリリース」を
追っていくと企業の動きがよく分かります。
↓マロンシャンティイ!写真を撮っていて良かった(笑)
さて、先週は
と題して
クライアント企業の取り組みをお伝えしました。
一緒にプレスリリースを書き、
記者クラブへも同伴しています。
「現場の裏側」を書きました。
「やり過ぎかな」とも思っていましたが、
USJを復活させた有名なコンサルタントが、
「戦略は、立てることよりも、
実行することの方がずっと難しいのだ」
と、実行も含めてクライアントと関わる姿を知り、
「実行させないと意味がないよね!」
と、合点した次第です。
森岡毅が語る「売上が伸びないのはなぜか?」(前編):日経ビジネス電子版 (nikkei.com)
また、メールの返信では、
「ぽんぽこポン」のアルバイトを
私としてみたい!という
面白いコメントも頂戴しました^^
ありがとうございます!
↑パレスホテルのロビー
ところで今回のテーマは、
「枕草子が広報誌!?」
です。
5月30日の朝日新聞の「天声人語」は
清少納言の随筆『枕草子』は、
一条天皇の中宮定子を
アピールする記録だった
と、刺激的な記事でした。
(天声人語)広報官いとをかし:朝日新聞デジタル (asahi.com)
出典は、
土方洋一著
『枕草子つづれ織り : 清少納言、奮闘す』
(花鳥社、2022)です。
Amazonには”定価”の在庫がなく、
地元の紀伊国屋書店にも
やはり在庫はありませんでした。
「学術書」なので致し方ありませんが、
気になるところ。
読んでいないので
なんとも言えませんが、
・「「草子」のなかの世界 ― 『枕草子』の一人称 」
『青山語文』35(2005)
・『日記の声域 : 平安朝の一人称言説』
(2007、右文書院)
・「一条天皇の辞世 : あるいは逝ける后妃のためのパヴァーヌ(読む)」
『日本文学』58(2009)
と、物語の研究者である土方洋一氏の
“一人称語り”の研究から
導きだされた説なのですね!
「天声人語」では、
①中宮定子の聡明さや優雅さばかり
②定子の苦難にはほぼ言及しない
③「春はあけぼの~」の件(くだり)は、
サロンの言葉遊びから
④定子の亡き後に絶筆
と、『枕草子』が
清少納言の
私的な”随筆”ではない理由を紹介し、
「並外れて有能な公務員による
広報誌だったということか」
と結んでいます。
江戸時代の文学でも
広告的な物語の出版は散見されています。
私自身も
団体のメルマガを書き続けた経験や
企業のwebメディアを書いている現状があります。
今も昔も変わらず、
人は色々な事情で情報発信をするのだよなぁと
改めて思います。
しかし、
「定説」を疑って推し量り、
鮮やかな説を展開する姿は本当に良いものです!
(まだ読んでいませんが笑)
”古典”と”広報”が結びつき
興味を引くワードが並んで
それだけで私は幸せな気分になったのでした。
みなさんは、
どんな理由で情報発信をされていますか?
それは”戦略的”なものですか??
時空を超えて
いつか明かされることでしょう笑
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「広報PRレターvol.44」より