退職までのドキュメント③~自分を見究める~

PR塾受講と広報代行試行

7月21日

年休を取り、終日オンラインでモノゴトが進む。
まず、9時から<人の本質を生かすアーティスト>KINUさん(https://kinuyoh.com/)の「強み発掘診断」を受ける。診断結果は以前当ブログで触れたとおりである。(https://fujitomo-pr.com/537

13時からは在宅PR塾の第一回目を受講する。17時までみっちり長丁場。

一日中自宅で過ごしていたにも関わらず休憩もほぼなく、オンラインでこんなにも忙しく活動できることを身をもって体験する。まさに新しい生活様式である。

7月25日

3人の妹たちとのライングループ内で退職の意を伝える。私の突然の申し出に驚いてはいたが、それぞれが前向きに受け止めてくれて有り難いと思う。

7月30日

実績作りも兼ねて広報代行をする友人の会社にお邪魔をする。友人とはいえ経営に関わることでもあるため、味わったことのない緊張感でチャイムを押す。
事業の現状や計画、目指す方向性などを確認しながら、PRとつながる要素が何かを頭の中で巡らせる。
広報の試みは、認知を広げるだけでなくその前段において自らの事業を改めて捉え直し、意義付けを行う絶好の機会になることを話を伺う中で実感する。

クリフトンストレングス34診断を受ける

8月2日

KINUさんの強み発掘診断に続き、米国ギャラップ社のクリフトンストレングス診断をオンラインで受ける。どこかで見聞きして気になっていた才能診断であったが、5,000円以上もする料金に躊躇していたものだ。

クリフトンストレングス34は、自身の才能を理解し、潜在能力を最大限発揮するための最善の方法です。

https://store.gallup.com/h/ja-jp

自身の資質を客観的により見極めていきたい一心で、およそ1時間かけて177の問いに答えた。
終了すると、25頁にわたるレポートがPDF形式で届いた。

資質の全体像は、「戦略的思考力」の資質が相対的に強いという結果がでた。「情報を取り入れ、分析し、より適切な判断」ができるのだという。

©Gallup,Inc

そして、34ある資質の私の1番手は内省であった。
「知的な活動に多くの時間を費やします。内省的で、知的な議論が好きです」という文句が添えられていたが、内省という言葉自体がこれまで馴染みがないもので始めはピンとこなかった。

その後サイトの説明で確認をすると、内省の強い人は考えること、そのための独り時間が好きな人という印象である。自宅に籠ってひとりで過ごす時間はいつもわくわくしているので、それが資質であるとは興味深い。

このクリフトンストレングス診断は、主に5番目までの資質に注視して行動するとより自分を生かせると説明される。
備忘録として続く診断結果を記すと、2番目は未来志向。「未来と未来にできることを心に描くことで、ひらめきを得ます。未来についてのビジョンを語ることで、人々にエネルギーを与えます」という添え書きがあった。

思い返すと、私の体験談や試みを友人・知人に伝えると、元気をもらったとか、励まされたとか精神的エネルギーに関する反応を思いがけなくも頂ける。未来を語るだけの資質とは、面白い。

3番目は、アイデアを考えるのが好きという着想。4番目は、文字通り学習意欲が旺盛で常に向上を欲する学習欲。5番目は、情報、アイデア、モノ、人間関係などの収集や蓄積を必要とする収集心である。

退職届を提出する

8月24日

人事の規則では、退職する日の一ヶ月前までに届け出をすることになっている。上司に退職届と付随する書類を添付し、31日までに提出したい旨を書き込み、事前確認をメールでお願いする。前々からパソコンのハードディスクに様式を取り込んでおり、日付以外の記入は終えていた。

8月27日

出勤すると、上司から書類に過不足はなくいつ出しても大丈夫だと伝えられる。その日は朝から現場仕事のスケジュールであったので、すぐにパソコンを立ち上げて印刷し、押印するとすぐに上司に渡した。

あっ気ない、まさに作業であった。

ほかの職員が出勤する前に提出を終えておきたい気持ちもあったが、感情を持たせず事務的に事を済ませようとしている自分がそこにいた。

ただ一瞬、今日の日はいいのだっけ?と六曜が気になった。日常では全く気にしなていないが、やはり人の子である。

8月28日

この日も現場仕事で朝から外に出た。上司はまだ退職届を人事に提出していなかったようで、夕方に職場へ戻ると提出したことを伝えてきた。
なんと今日は仏滅。
辛うじて見つけたWikipediaの「物事を始めるには良い日」という仏滅の説明が救いである。意外にも縁起を担ぐタイプのようである。

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