フリーランスとしての働き方

昨日、価格交渉に失敗した。

こちらの意図が先方に通じなかった、といった方が良いかもしれない。

このホームページでは提供料金も出しているので、交渉(値切り)の余地があるのかと誤解されたら困ってしまう。

ただ、私はその時々に起きたこと、感じたことを、フラットに、“忘れないように”シェアしていこうと決めている。

ナーバスな話題を取り上げた意図は、そんなところにある。

事実、価格設定と提示は、PRをフリーランスで請け負い始めた私の直面している課題なのだ。

儲け云々の話ではなく、真摯にどう仕事と向き合うかに繋がる奥深いテーマである。

2020年9月末まで月給取りであった私は、決まった勤務時間内で最大の効果を出すことに注力していた。

そこが“生きがい”だったと言ってもいい。

周りからはクールで飄々、マイペースな人に見えていたらしい。

トイレに行く時間も惜しみ、分刻みで行動する自分を、〈水面下では足をばたつかせる水鳥〉になぞらえていたものだ。

(白鳥とまでは言い難い)

〈残業しないでこなす仕事量ランキング〉があったならば、上位入賞に違いないと勝手に思っていた。

フリーランスになり、サラリーにコミットするという指標、つまり“生きがい”がなくなったことは、私の盲点だった。

時間の制約の下、合理的に判断してゴリゴリ動くという私の強みが発揮されないのだ。

価格の問題に話を戻そう。

フリーランスは時間(作業)ではなく、価値を提供する世界だ。

そこを理解していないのは私だった。

私自身がその世界に向けて大きく舵を切る必要がある。

私だからこその信頼感で仕事を頂けるよう頑張ろう。

今は着実にやることをやる!
それだけだ。

面倒くさいな、私。

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