元々は、
内房線に揺られながら
Facebookに投稿した記事である。
思いのほか反響があった。
シリーズ化するのかは未定だが、まずは転載。
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アンチ受験勉強!
アンチルーズソックス!
そんな怒り溢れる中学時代を過ごした私。
当然、自由を旨とする
私服オーケーの公立高校に進んだ。
漫画を教科書に、
早朝はヤマト運輸で仕分けバイト。
部活はソフトボール。
放課後は
「英会話イーオン」のレッスンを受け、
大宮駅前でチラシ配りを手伝った。
そんな生活だから
朝のHRはほぼ欠席。
ただし、
古典や日本史の授業には、
熱心に耳を傾けた。
本屋へは毎日のように通った。
聞きかじった遺跡、
博物館の企画展には足を運び、
“歴史の世界”に触れ続けたい!
その面白さを伝えたい。
そんな夢を持った。
ただ、
「受験勉強はくそ食らえ!」
の主義主張は相も変わらず。
進路希望欄に
〈プロフェッショナル〉
とだけ書いた。
大学進学のために
人生を過ごしたくなかったのだ。
真面目な教員からは不評を買った。
【大学時代】
教授の専門分野、
著書まで調べ上げ、
とある京都の私立大学に入った。
しかし、
大阪に住む親戚からは
二流三流だと大バッシング!!
世間の目に怖じ気づき
一度は浪人も考えたが、
「文部省(当時)が認可した大学に
差がある方がおかしい!!
そんな甘い許認可なら、
明治以来の学問がそんな程度なら、
私が直接、文句を言う!」
と、若気の至り、
そう思い直して意気揚々と門をくぐった。
大学では、
美術に語学に文学にと
歴史以外の専門科目も履修し、
完全にもとを取ったと思う。
文句を並べる隙間はなかった。
なんたら制度のおかげで
他大学の授業にも通うことができた。
旅館のバイトは4年間続け、
遺跡の発掘調査も経験した。
音楽にも目覚め、
食費より
CDアルバム、雑誌の購買活動を優先した。
大きな声では言えないが、
キャベツ生活が祟り、
生理が止まって通院したこともあった。
あぁ、青過ぎる!