「調査リリース」で“信頼”を育てる方法とは?/広報PRレターvol.233

「調査リリース」で“信頼”を育てる方法とは?/広報PRレターvol.233

 
11月が間もなく終わりますね。
9月決算の私は、今月が申告の締切でした。
 
 
案の定ギリギリですが、電子申告&会計ソフトのおかげで役所にも銀行にも郵便ポストにも行かず、イスに座ったまま完了。
 
 
 
”節税”という言葉はあまり好きではありませんが、お金の活用について深い学びになりました。
 
 

時間を切り取る“調査リリース”


さて、今日は「調査リリース」という広報手法のご紹介です!
 
 
11月22日「いい夫婦の日」に、日経新聞で以下の記事を見つけました。
 
 
↓ 共働き主流でも…家事時間「妻が夫の2倍」(日経新聞 2025/11/22)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO92769790S5A121C2CE0000/
 
 
 
シチズン時計株式会社が独自のアンケートをもとに発表した「調査リリース」が情報源の記事です。
 
 
時計メーカーらしく、「時間」にまつわるテーマで現代の”夫婦の暮らし”を浮き彫りにしています。
 
 
 
↓プレスリリース「【時間意識調査】20年の変化で見る『夫婦の時間』調査」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000056373.html
 
 
シチズン時計社のプレスリリースを遡ると、「時間意識調査」と題して継続的に発信していることが分かります。
 
 
ブランドイメージとリンクした長期的な広報戦略だと思いました!
 
 

“信頼”を高め、企業の“姿勢”を伝える


調査リリースは、メディア露出を狙うだけではありません。
 
「考察する視点」や「社会的意義」を提示することで、その分野での信頼や権威性を高めることにもつながります。
 
 
 
たとえば、今日配信された不用品掲示板「ジモティ」のプレスリリースは、不用品処分の実態調査が配信されていました。
 
 
↓【不要品処分の実態調査】8割以上が「まだ使えるもの」を捨てた経験あり。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000432.000006029.html
 
 
大掃除シーズンを前に、という趣向だそうです^^
 
 

自社でもできる? まずは“身近な声”から


調査リリースを出すのは大手だけ?と思いませんでしたか?
 
 
 
信頼性を高めるためにはある程度の母数が必要ですが、お客様や会員、SNSフォロワーなど身近な層へのアンケートからでも十分可能です。
 
 
 
社会性を掛け合わせた切り口で、自社ならではの“問い”を投げかけてみてください^^
 
 
 
最後に。。。
 
 
 
今日は、webサイト経由で思いがけない組織からご相談をいただきました。
 
二度見、三度見💦
 
 
週末も、あるクライアントさんのもとに大手メディアから取材が舞い込みました。
 
 
 
どちらも日々の情報発信の積み重ねで受け取ったご縁だと感じています。
 
 
 
改めて、コツコツ届ける大切さを実感。
みなさんも一緒に広報を楽しんでいきしょう!
 

  

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

    

PRプロデューサー 藤田智子

  

   
 

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