本物を、本物にする。「広報会議」最新号を読んで/広報PRレターvol.230

本物を、本物にする。「広報会議」最新号を読んで/広報PRレターvol.230

 
今日は、久々に月刊「広報会議」12月号から特集の内容をシェアします。
 
 
その前に……
 

永年勤続表彰とは?


今日、夫が勤続25年の賞状と盃を持ち帰ってきました。
 
 
広報目線で「永年勤続表彰」は、福利厚生の側面だけでなく、組織に長く貢献した従業員を内外に示す機会です。
 

↑慌てて用意したケーキ
 
 
とはいえ、夫は、心身の疲労、腎臓移植手術、その他病気の治療などで入退院を繰り返し、いつ退職してもおかしくない人。
 
 
体力の消耗が激しく、定年まで勤め上げるのは正直、難しいと感じています。
 
それでも25年間、勤務を続けられたことが感慨深く、本人は感謝いっぱいで嬉しい節目になったのだろうと思います。
 
 
 
……ということで、祝いました。
 
 
今晩の夕食はバーガーキングのマッシュルームバーガー!
 
 
ジャンキーですが、本人の好物らしいのでスペシャル・メニューです^^
 
 
頬張ることでしっかりと”免疫力”を高めてほしいと思います。
(免疫抑制剤が毎日欠かせない身ですが)
 
 
賞状に小泉進次郎(大臣)の名前が記されていたことがなんとなくのオチ(笑)
 
 

広報と経営の、本当の関係とは?


さて本題です。
 
「広報会議」12月号の特集は「広報と経営をつなぐ効果測定」。
 

 
「広報PRの成果は?」と聞かれるたび、私は明快な回答をできずにいます。
 
 
「メディアの露出」は分かりやすい。
でも、それがすべてでは”ない”からです。
 
 
本当の価値は「露出の背景にあるもの」だと常々感じています。
 
 
(とはいえ、昨年開催したプレスリリース養成講座「KUWADATE」を受講された面々が昨日、今日と連日、メディア掲載の成果を出されていることは誇らしくありますが。)
 
 
特集での、企業の「成長ステージ」の役割が分かりやすい!
 
 
p12~13の一部を抜粋すると……
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
【初期】
・ミッション・ビジョン・バリューを言語化
・物語を整える
 
【成長期】
・取材導線、イベント、登壇の機会
・商談材料づくり
 
【採用強化期】
・人事と連携
・魅力を見える化
 
④組織拡大期
・社内コミュニケーション
・危機管理
 
⑤上場準備期
・IRとの連携
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
なるほど!!と思いませんでしか??
 
 
経営の”期待”を知って”役割”を意識する。
 
 
効果測定の答えにはなりませんが、ステージごとの役割は「効果」を考えるための必要な視点だと捉えています。
 
 

本物を、本物にする


以前、体験セッションで「とにかくテレビに出たい!」という経営者のご相談をいただき、お断りしたことがあります。
 
 
「バラエティ番組が(視聴するのも)得意ではない」という個人的な事情もありますが……
 
 
テレビに出られれば何でもいいとは思えず、とってつけたようだったり、伝えたいことが乖離していたり、メッセージとかけ離れたものが届くのは、自分にとっては「広報」じゃないと思っているからです。
 
 
広報の仕事に、明確な正解はありません。
だからこそ、ビジョンが必要だと感じています。
 
 
現時点の私のビジョンは、「本物を、本物にする」こと。
 
 
(webサイトに記している「オモシロイを真面目に広げたい」を追求した形)
 
 
インスタントな”見せかけ”はいや。
この発言は仕事の幅を狭めているかもしれませんが、今の私の本音でした。
 
 
 
ということで、どうぞどうぞ御贔屓に(笑)
 

  

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

    

PRプロデューサー 藤田智子

  

   
 

↑毎週月曜日配信の「広報PRレター」登録はこちらから
    
・PRしたいけれど何から始めたらよいか
・メディア向けのネタが自分にあるのか
・こんなことはプレスリリースにできるのか?
などの個別のご相談は「体験セッション」をご利用ください

   

     

01 メルマガ転載カテゴリの最新記事