今日は、久々に月刊「広報会議」12月号から特集の内容をシェアします。
その前に……
永年勤続表彰とは?
今日、夫が勤続25年の賞状と盃を持ち帰ってきました。
広報目線で「永年勤続表彰」は、福利厚生の側面だけでなく、組織に長く貢献した従業員を内外に示す機会です。

↑慌てて用意したケーキ
とはいえ、夫は、心身の疲労、腎臓移植手術、その他病気の治療などで入退院を繰り返し、いつ退職してもおかしくない人。
体力の消耗が激しく、定年まで勤め上げるのは正直、難しいと感じています。
それでも25年間、勤務を続けられたことが感慨深く、本人は感謝いっぱいで嬉しい節目になったのだろうと思います。
……ということで、祝いました。
今晩の夕食はバーガーキングのマッシュルームバーガー!
ジャンキーですが、本人の好物らしいのでスペシャル・メニューです^^
頬張ることでしっかりと”免疫力”を高めてほしいと思います。
(免疫抑制剤が毎日欠かせない身ですが)
賞状に小泉進次郎(大臣)の名前が記されていたことがなんとなくのオチ(笑)
広報と経営の、本当の関係とは?
さて本題です。
「広報会議」12月号の特集は「広報と経営をつなぐ効果測定」。

「広報PRの成果は?」と聞かれるたび、私は明快な回答をできずにいます。
「メディアの露出」は分かりやすい。
でも、それがすべてでは”ない”からです。
本当の価値は「露出の背景にあるもの」だと常々感じています。
(とはいえ、昨年開催したプレスリリース養成講座「KUWADATE」を受講された面々が昨日、今日と連日、メディア掲載の成果を出されていることは誇らしくありますが。)
特集での、企業の「成長ステージ」の役割が分かりやすい!
p12~13の一部を抜粋すると……
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【初期】
・ミッション・ビジョン・バリューを言語化
・物語を整える
【成長期】
・取材導線、イベント、登壇の機会
・商談材料づくり
【採用強化期】
・人事と連携
・魅力を見える化
④組織拡大期
・社内コミュニケーション
・危機管理
⑤上場準備期
・IRとの連携
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なるほど!!と思いませんでしか??
経営の”期待”を知って”役割”を意識する。
効果測定の答えにはなりませんが、ステージごとの役割は「効果」を考えるための必要な視点だと捉えています。
本物を、本物にする
以前、体験セッションで「とにかくテレビに出たい!」という経営者のご相談をいただき、お断りしたことがあります。
「バラエティ番組が(視聴するのも)得意ではない」という個人的な事情もありますが……
テレビに出られれば何でもいいとは思えず、とってつけたようだったり、伝えたいことが乖離していたり、メッセージとかけ離れたものが届くのは、自分にとっては「広報」じゃないと思っているからです。
広報の仕事に、明確な正解はありません。
だからこそ、ビジョンが必要だと感じています。
現時点の私のビジョンは、「本物を、本物にする」こと。
(webサイトに記している「オモシロイを真面目に広げたい」を追求した形)
インスタントな”見せかけ”はいや。
この発言は仕事の幅を狭めているかもしれませんが、今の私の本音でした。
ということで、どうぞどうぞ御贔屓に(笑)
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
PRプロデューサー 藤田智子

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