この前の日曜日の晩から始まったTBS日曜劇場「御上先生」、
ご覧になりましたか?
私はNH大河ドラマ」から「TBS日曜劇場」、
さらに「日テレ日曜ドラマ」と、
日曜の晩はテレビ三昧です……(笑)
さて、ドラマ「御上先生」は、
文部科学省の若手官僚・御上(俳優/松坂桃李)が
私立の進学高校に出向し、
日本の教育課題と向き合う物語。
初回から印象的なシーンがありました!
御上先生が担任を務めるクラスの
報道部長・奥平が放った言葉、気づきましたか?
「記者クラブで流される
公式のプレスリリースを待つだけの
ぶら下がり記者にはなりたくない」
彼は、高校生ながら情報源に直接取材し、
自分の視点で報道したいという熱い信念の持ち主。
その姿勢で担任の御上先生の裏事情を
校内新聞で暴露する、という衝撃的な展開でした。
このエピソードには、
「記者クラブ」制度への問いが
込められているように感じました。
先週末、フジテレビの記者会見が
「メディア選別」を行ったと
批判を浴びたのは記憶に新しいですね。
確かに、
大手メディア中心に構成される「記者クラブ」も
“閉鎖性”という課題が指摘されており、
選別の一種だと言えます。
加盟できないメディアもあるわけですから……。
しかし、行政広報において、
「公平・公正」を実現するための一定の仕組みとして
記者クラブの価値は無視できません。
ところで、
日本の行政広報は、
「国」「地方自治体」の二本柱です。
●国の広報活動の中心は
「内閣府大臣官房政府広報室」。
各省庁も広報機能を持っていますが、
一元化された情報が
政府広報から提供されています。
↓政府広報オンライン
https://www.gov-online.go.jp/
●地方自治体では、
広報誌、公共施設の掲示など住民の手に届く、
地域に密着した広報が中心です。
国も、地方自治体にとっても
「記者クラブ」は、
情報を効率よく発信する有難い仕組みです。
※民間企業にとっても
(投げ込み可能な)行政の記者クラブは
有難い存在ですね!
2013年、自衛隊の広報室がモデルになった、
TBS日曜劇場「空飛ぶ広報室」
(有川浩原作/新垣結衣主演)は御覧になりましたか?
私の配偶者は防衛省に勤務していますが、
わが家では何の話題も持ち上がらず、視聴できておりません💦
どんな内容だったのでしょうね??
遅ればせながら、
原作を読んでみよう(できればドラマも見たい)と思います。
↓番組公式サイト「空飛ぶ広報室」
https://www.tbs.co.jp/soratobu-tbs/intro/
最後に……
今回の「御上先生」第1話は、
記者クラブの存在意義や
広報の在り方を考える良い機会になりました。
引き続き、ドラマの展開とともに
広報に関する興味深いエピソードがあれば
ご紹介しますね!
(おまけ)
その後に放映された、
日曜ドラマ「ホットスポット」では、
大手プレスリリース配信サービスPRTIMESとの
コラボCMが流れていました!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001494.000000112.html
※バカリズム脚本のドラマは
前作の『ブラッシュアップライフ』に続いておススメです^^
現実をゆるーく突く感じが素晴らしきかな。
日曜日が辛い……笑
PRプロデューサー 藤田智子
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