2020年9月30日、
市役所を退職して”無職”となった。
2020年10月8日付けで
「個人事業の開業届出書」提出し、
個人事業主(フリーランス)に転身。
”PRプロデューサー”として
起業したのである。
ウワサの”青色申告”が
自分事になってわくわくした。
その先には、
”会社を作ること”への興味もあった。
そういえば、
私は「自由」が好きだと公言している。
しかし、
枠のある「容れもの」も好む。
小学2年生の時、
<定期券>にものすごく憧れた。
公立小に通う学童っ子で
<定期券>の必要性はゼロである。
しかし、
興味のままに
”定期券ケース”を購入し、
いつか使う日を夢見て愛でていた。
そんな、”容れもの”にまつわる話である。
2020年10月14日/中小企業診断士との面談
一般的に法人化は、
年収一千万円を超えてから
と、どこかで聞いた。
経営的に(税金等)
法人化する意義があるという。
ところで私は、
退職前の2020年9月10日から
埼玉県の<女性創業スタートアップ塾>
を受講した。
カリキュラム受講者には、
”中小企業診断士”との面談が
義務付けられていた。
「早く”法人化”したらいいよね」
おもむろに
診断士が放ったその一言が
強烈に私の心に残った。
ただ、私には
「一千万円の切符」がない。
2021年7月1日/ラジオ番組の収録をする
起業してから、
広報PR代行の仕事を中心に
無我夢中で活動した。
ご縁が繋がり、
ラジオ番組「埼玉彩響のおもてなし」に
私自身が出演する機会をいただいた。
パーソナリティは、
気さくな人柄ながら
埼玉県の有名企業の経営者であった。
ある勉強会にお誘い頂いた。
オブザーバーとして参加し、
感銘を受けて入会を決めた。
立場や規模を問わない会だという。
しかし、
どう考えても”法人”を対象にした
参加申込書だった。
添付書類は、
「法人登記の謄本」!
おそらく、
お願いすれば”入会”できると感じたが、
”会社”の立場でない自分が恨めしくなった。
そんな折、
購読していたメルマガの中で
薦めていた「法人化」の本を購入した。
7月8日。
2021年8月3日/広報コンサルの依頼を受ける
広報PR代行業務が中心であったが、
徐々に仕事の幅が広がり
”広報コンサルティング”の御依頼をいただいた。
お客様のために、
もっと”信用のある立場”でいたいと思った。
つまり、それには法人化だと感じた。
「一千万円の切符」は
まだ手にしていない。
しかし、
金額に囚われていることこそ、
スケールが小さいと恥じた。
それでもなお、
「大型定期券ケース」を手にするには、
まだまた勇気が足りなかった。
2021年9月28日/法人化の話題に触れて
私は定期的に
<PRの勉強会>に参加している。
9月28日夜、
その会での出来事である。
その勉強会を主宰する方が
画面越しの”雑談”で
事業の”法人化”をすすめていた。
話題の途中から私は、
「やっぱり、法人化しよう。」
「やっぱり、法人化してみたい。」
と、一人想いを巡らせた。
そして、勉強会の終わる頃には
「やっぱり
開業届の日付と同じ、
10月8日に会社を設立しよう!」
と決断していた。
なぜ主宰者が
「法人化」をすすめていたかは
まったく覚えていない(聞いていない……)。
でも、
”行動のきっかけ”を与えてくれて
とても感謝している!!!
2021年10月8日/登記申請を行う
このように、
9月28日夜に「法人化」を思い立ち、
その晩は、眠れなくなった。
そんな自分に
「仕方がない」と呟きつつ、
ウキウキした心地で
設立申請の書類に手をつけた。
埼玉県では
”創業支援事業”として
「登記免許税」が軽減される制度がある。
昨年参加した
<女性創業スタートアップ塾>も
その対象だった。
真夜中に、
「受講証明書」発行の申請書類を整え、
市役所担当課にメールした。
いや、
頭のおかしい市民にならないよう、
7時30分配信のタイマーを設定した!
その後は、
定款の電子申請の依頼をし、
印鑑セットを注文し、準備を整えていった。
10日ほどで
会社ができることに驚いた。
むしろ、10日8日が
待ち遠しいぐらいだから
”合同会社”であれば1週間でできるのかな。
そして配偶者には、
10月8日の午後、
法務局へ行く直前に「法人化」を伝えた。
今回の、
「大型定期券ケース」購入宣言は、
驚かれなかった!
そっと胸をなで下ろした。
もし、「法人化」を考えているのなら、
まずは、本を買うのがオススメです!
無形の想いが
有形で存在するから
現実に近づくのかもしれません^^
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