9月が決算月。電子申告を終えて「電子納税」の備忘録

9月が決算月。電子申告を終えて「電子納税」の備忘録

当Webサイトの閲覧数がコンスタントに多いのは、事務回りのこと。

一人で事務処理を行っており、その「備忘録」としてアップしている記事ですが、お役に立てているのならばうれしい。

↓源泉所得税の記事
https://fujitomo-pr.com/11845

ちなみに役所に書類申請を代行する「行政書士」の資格は、公務員歴が17年以上あると特認制度が適用されて取得できるそう。事務が好きではないけれどやれるのは(手離せないのは)そんな歩みをしてきたからなのですね。

ところで、弊社(と書くのは「ひとり法人」故にこそばゆいですが)は、9月が決算月。つまり、11月末までに申告&納税を済ます義務があります。

↓初年度の決算月の記事(情報ゼロ……)
https://fujitomo-pr.com/6872

10月から11月中旬までは事務作業を行う余裕がなく、ようやく11月25日に電子申告を済ませました。本日、28日は電子で納税を完了させる予定です。

なぜなら、月末30日は土曜日のため役所は休み。駆け込む猶予を29日(金)に設けて段取りをしています。とはいえ、綱渡りのスケジュール……。

   

電子申告はやっぱり便利

個人事業主の一年間は弥生会計。法人登記してからはfreee会計を利用しています。どちらもクラウドで会計処理が行えるのが便利。違いはあるのでしょうが、吟味する余裕なく選んでいます。

決算申告は、毎回電子(オンライン)。顧問税理士もいないので毎期、自力です。マイナンバーカードと紐づけることで、プリントアウトもせず、座ったまま申告できるので便利。

    

小さいひとり法人が最低かかる決算の費用は?

freee会計の年間利用料金35,760円(税込み)。決算申告も行う場合は、プラスして32,780円(税別)が必要です。やむなしですが、地味に値上がりしています。

決算の際には、法人住民税が最低でも70,000円かかります。つまり、決算時期には、最低100,000円を支払う計算です。さらにインボイス制度?が始まり、今期から消費税を納税する必要が生じました。スケールの小さい「ひとり法人」には大きな出費だな。

立場変われば……ではありますが、会社員の雇用を守る優遇策は多いのですね。フリーランスなど組織から離れて一人で地味に生きることは推奨されていないのだな、と勝手に不貞腐れております(笑)。

前置きはこれぐらいにして支払い(納税)を進めましょう!

    

【e-Tax】消費税及び地方消費税を電子納税する

↓国税電子申告・納税システム
https://www.e-tax.nta.go.jp/nozei.html

➀法人でログイン

➁メッセージボックス「お知らせ・受信通知」を開く

③<納税>納付情報登録依頼を開く

スマホアプリ、クレジットカード(要手数料)、コンビニ納付など決済手段は豊富ですが、私は速やかに支払いたいので「ネット銀行」で手続きをします。

・収納機関番号
・納付番号(利用者識別番号)
・確認番号※ご自身で控えているものです
・納付区分


を確認します。

➃銀行にログイン
「ペイジー支払い」に進み、上記の番号を入力して決済します

    

➄再度、③を開くと納付完了のメッセージが追記されていました。完了!

   

【eLTAX】法人住民税を電子納税する

➀地方税ポータルシステム(eLTAX)にアクセス

地方税ポータルシステム(eLTAX)

➁マイナンバーカード又はIDでログイン

③「電子申告連動」に進みます

➃ログインし、必須項目を入力

   

【県民税】

   

  

【市民税】

   

➄それぞれ「納付情報発行依頼」に進む

直感で進んでいるだけです……

➅納付情報一覧からチェックして「次へ」

二つまとめてできないようで、ひとつづつ。

   

➆納付方法選択画面

(私は)インターネットバンキングで決済

銀行を選択するとペイジー専用画面に直接、進むことができました。
番号入力がないのが少しラク。

   

電子納税まとめ

決算申告(法人税申告&消費税申告)後は

・法人税・消費税→国税電子申告・納税システムe-Taxホームページ

・法人市民税・県民税→地方税ポータルシステム(eLTAX)ホームページ

にアクセスして手続き。

さらに後者では、市民税と県民税とそれぞれ決済する必要性がありました。

以上、引落しは計3回。
役所に駆け込まず、期日一日前に決算業務を終えました。ホッ。

以上、来期に向けたメモでした!

(2024年11月28日現在の情報です)

   

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