まだまだ暑さが続きますが、
9月のカレンダーになったことで
大人も夏休み気分が終わったような気がします。
私は高校生の弁当作りが再開。
とはいえ、起きて10分ほどの調理時間しかなく、
ホットサンド+梨
を作って送り出しました。
チーズとハムを食パンに挟んだだけですが。
学生時代にイギリスでホームステイした時の弁当は、
・バターを塗った丸パン
・りんご
・スナック菓子
当時の弁当よりはちゃんとしているな、と。
周りの留学生もほぼ同じ弁当で衝撃を受けたのでしたが、「下限」というか「バリエーション」を知った経験が良くも悪くも日常に生かせていて毎度、にんまりしています。
さて、私が何度も話題にしている外見戦略コンサルタント・モニカさんのメルマガですが、先週は「ファッションマガジン」の体で発信されていてなるほどな、と。
私だったら「新聞だわ」とインスパイア(=吹き込む)され、
今回は、
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1)トップ・ニュース
2)生活面
3)文化面
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という新聞の体裁に寄せた趣向でお送りします。
個人的嗜好で
「政治・経済・スポーツ面」はすっ飛ばしますが。
1)トップ・ニュース
9月1日は「防災の日」でしたね。
今年は関東大震災から100年とのこと。
「防災訓練」の様子だけでなく、
今年は、負の歴史を扱う記事や関連イベントの紹介を多く目にしました。
特に当時の「朝鮮人虐殺」がクローズアップ
関東大震災100年 記録写真や生々しい言葉も 港区の在日韓人歴史資料館で朝鮮人虐殺伝える企画展:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)
朝鮮人虐殺、犠牲者を追悼 東京・横網町公園など―関東大震災100年:時事ドットコム (jiji.com)
ところで、御存知でしたか?
8月の原爆、終戦記念日に合わせてメディアが「戦争」「平和」について定型的に扱うことを
「8月ジャーナリズム」
と揶揄して言うそうです。
↓2021年「毎日新聞」説明記事
週刊テレビ評:8月ジャーナリズム 新たな視点で真実に迫る意義=碓井広義 | 毎日新聞 (mainichi.jp)
↓2023年8月「朝日新聞」の記事
有料記事ですが、無料登録期間を活用して読んでほしい気づきがありました。
8月ジャーナリズムが映す日本の自画像 「なぜ」継承するのか自問を:朝日新聞デジタル (asahi.com)
「関東大震災」の報道も
「8月ジャーナリズム」と地続きという印象ですが、
被害者としての「語り」だけでなく、大衆の残虐性や怖さに触れた「史実」も窺い知れて私としては納得感がありました。
この流れだと心苦しいのですが、
PR視点でのアプローチとしては、
「〇月ジャーナリズム」に則るのがお定まりです。
季節性×社会性の話題は伝えやすい。
この時期は、自社業で防災に関する内容や企画をリリースできるとベストです。
「日経MJ新聞」の一面は
「備蓄」のための見せる防災用品の特集でした。
雑誌では、
『LDK』ーおうち防災
『クロワッサン』ー基本の防災術
読者層とマッチした分かりやすい内容ですね。
一方、
『ESSE』ー警視庁&自衛隊直伝の防災術
『CLASSY』ー「防災女子の9月着回しdiary」
”防災女子”って何でしょう!企画力に驚かされます。
また今年は「在宅避難」が頻出していましたので、来年「防災」を切り口にする場合はキーワードにして企画を考えてみると良さそうです。
2)文化面
文化的な情報を網羅的に得たいなら、新聞の夕刊購読がおススメです。
作家やエッセイストのコラムが充実し、舞台・ファッション・音楽・文学など幅広く情報収集ができます。
各紙週末版の別刷もニッチな内容を深く掘り下げていて楽しい。
今週の朝日新聞「be on Saturday」では、クラウンという芸の存在、世界で長年、活躍されてきた二人の女性を初めて知りました。
是非、舞台に足を運んでみたいです。
(フロントランナー)クラウン・RONE&Gigi 芸で心に明かりをともす:朝日新聞デジタル (asahi.com)
サプリ含めてキュレーション全盛の時代ですが、雑多な摂取も多様性を大事にする現代には必要になってきていると思いました。
情報が溢れているのに情報がない(知らない、無関心)。
わが子の情報収集はどうもYouTubeとtiktok。風説に惑わされて朝鮮人を虐殺した関東大震災当時と同じ現象が現代でも起きるのではないかと心配してしまいます。
残念ながら、北海道の有力紙「北海道新聞」は9月末で夕刊が廃止になるそうですよ。
夕刊 9月末で休刊します*朝刊と道新デジタルを拡充 : 北海道新聞社 (hokkaido-np.co.jp)
3)生活面
日々のお悩みはありますか?
読売新聞の生活面には「人生案内」という相談コーナーがあります。私は小学生の頃からの読者です。
生活の悩みに著名人が回答する昔ながらの枠組み。
昔は、大人の悩みに好奇心いっぱいの「耳年増」でしたが、今は「どんな回答をするか」に楽しみを見出しています。
いしいしんじさんは相談者が理解できるか心配ですが芸術家らしいユニークな回答、大学の先生や士業の方は当然ですが面白味にかけ、評論家の樋口恵子さんは年の功もあってかスパイスも効いた名答。
↓相談内容に目を通すだけでも興味深いです
「人生案内」相談募集 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)
実は、密かな野望として私も回答者をやってみたい。
生活上のお悩みがある方は是非、メッセージください笑
匿名で公開回答いたします^^
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PRプロデューサー
藤田智子
「広報PRレターvol.112」より
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