冠事業とPR~伝えたい記念行事の知らせ方~

 
秋はイベントシーズンですね。
 
土曜日は、地元の経済団体(以下、さいたまYEG)の
オーディションイベントに参加しました。

↑大宮門街という昨年、オープンした複合施設が会場です。
 
 
 
 
 
 
日曜日は、卓球プロチーム「T.T彩たま」の観戦へ。

同じく、さいたまYEGでのイベントとして皆で観戦しました。
 
2018年にTリーグが発足したとは全く知らず。

↑駒場体育館
 
 
 
さらに先週は、
 
・メディア交流会
・歌舞伎公演

 
にも出かけてきました!
 
 
「メディア交流会」では、
新聞、雑誌、テレビ局などメディア方や
企業の広報担当とお会いしてきましたよ。
 
 
 
 
立食形式でのスマートな動きは40半ばを過ぎても苦手です。
 
 
ただし、料理が手つかずの様子を見ると、
ほとんどの日本人が「立食」に不慣れだと感じます。
 
 
 
 
ところで、ある雑誌編集者が
私の名刺を見て、
 
ご自身の実家と私の自宅が近いことを
話題にしてくれました。
 
 
 
「地元が同じ」という共通点は、
今も昔も変わらず話のネタになりますね!
 
 
 
今回の交流会では、
メディアの体制や組織の違いが理解できました。
 
 
 
そして、翌日は歌舞伎。
ご縁があって国立劇場での公演を鑑賞してきました。
 
 
平日ですが、声をかけると「行く」という息子も一緒に。
意気揚々と学校を早退してきました。
  
 
 
 
国立劇場、国立演芸場、国立能楽堂は、
伝統芸能の公開、伝承という目的あるため、
 
・大人向けの歌舞伎教室
・親子向けの古典芸能の体験教室
 
など鑑賞のハードルを下げる催しが
定期的に開かれています。
 
 
私も以前は夏休みに子どもを連れて行っていました。
(売り切れる人気です)
 
 
隣接する国立演芸場とともに
老朽化で10月末に国立劇場は閉場されるとのこと。
 
 
 
 
なぜ、閉場を私が知ったのか。
 
 
 
「初代国立劇場 さよなら特別講演」と
サイトやチケット、チラシに記されているからです。

↑右上に「さよなら特別公演」の文字があります
 
 
昨年から国立劇場のすべての公演に
「さよなら公演」と銘打っているそうです。

 
 

 
PRの一環ですね!


  
 
何かを銘打って一連の催しやイベントなどを行うことを
「冠事業」と呼びます。

 
 
 
 
 
 
例えば、会社や組織、団体などでは
 
 
・〇周年記念イベント
・優勝記念セール

 
 
有名人に関わることでは
 
 
・生誕〇周年記念事業
・没後〇年特別公開

 
 
などを良く目にするのではないでしょうか?
 
 
 
今回の公演は、Webサイトを見ると、
 
 
未来へつなぐ国立劇場プロジェクト
初代国立劇場さよなら特別公演
令和5年度(第78回)文化庁芸術祭主催公演

 
 
3つの冠事業が列記されていました!
盛り過ぎな感じもしますが……
 
 
 
細かい話ですが、
↓このような相関関係なのですね。
 
さよなら公演 < 未来へつなぐ国立劇場プロジェクト

※転載 https://www.ntj.jac.go.jp/future/project.html
 
 
 
 
このように継続的に周知を促すためには、
「冠事業」が効果的です。
 
 
 
市役所でも
 
 
合併〇周年記念
市政施行〇周年記念

 
 
の表記をルーティンのイベントにもつけ、
「冠事業」の一つに数えていました。
  
 
記念にあたることは
何もしていない場合もです。
 
 
 
会社のブランディングの意味でも
「冠事業」の発想は良いですね!
 
 
 
身近なところに「冠事業」は溢れていますので
探してみてください。
 
 
 
そして、ご自身のビジネスや活動にも!
 
 
 
 

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藤田智子


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