質問も伝える技術?記者会見炎上から学ぶコミュニケーション/広報PRレターvol.188

質問も伝える技術?記者会見炎上から学ぶコミュニケーション/広報PRレターvol.188

 
フジテレビの記者会見、ご覧になりましたか?
10時間に及ぶ長丁場だったそうですね……
 
 
 
さすがにすべて見ていたわけではありませんが、
メルマガが日延べしたのは、
ついこの話題に引き込まれてしまったせいです(笑)
 
 
 
ところで、
説明会や会見が炎上する様子を見ると、
私はいつも「他人事じゃない!」とヒヤヒヤしてしまいます。
 
 
 
なぜなら、私もこれまで、
職場や対外的な説明会で
「これは危ない!」という現場に立ち会ってきたからです。
 
 
 
中でも忘れられないのは、
社会人1年目に初めて参加した対外的な説明会。
 
 
 
隣にいた上司が明らかな失言をし、
参加者たちが凍りつく場面に遭遇しました。
 
 
 
あの時は、席から消えていなくなりたかったです。
 
 
 
正直、新人の私が話した方が、まだマシだったのでは?
と思ってしまいました。
 
 
 
ほかにも、いろんな業務説明会の中で
 
 
 
思わずツッコミたくなる、
突拍子もない質問に出くわしたり、
 
 
 
お役所的な説明で
誰もついていけていない
空気を目の当たりにしてきました。
 
 
 
当時から感じていたのですが、
日本ではどうも
「人前で伝えること」が苦手な人が多いように思います。
 
 
 
思いを一方的にぶつけるだけではなく、
 
 
 
・この会の伝えるべき一番のメッセージ
・参加者が気にするであろうところ
・落としどころの見極め

 
 
 
を意識して挑むのがポイントではないでしょうか?
 
 
 
今回の記者会見を通じて
改めて実感したことがあります。
 
 
 
それは「質問者の役割」について
 
 
 
ただ自分の疑問や意見をぶつけるのではなく、
 
 
 
・建設的な提案
・示唆に富んだ問いかけ

 
 
 
という発想の有無が鍵だと思います。
 
 
 
記者会見や説明会、会議に立ち会うことは、
選ばれし者の側面がありますよね。
 
 
 
目的を考えた、
思慮深い視点を持つべきだと感じました。
 
 
 
質問の投げかけひとつで、
場の雰囲気が一変することがあるからです。
(良くも悪くもです)
 
 
 
私もそれに長けているわけではありませんが、
そのような意識は、
最低限持っていたいものです。
 
 
 
今回のフジテレビの記者会見炎上は、
伝える側・質問する側、
双方が学びを得るきっかけになるのではないかと感じました。
 
 
 
実際の会見の論点はそこではありませんが、
10時間の会見は明らかに異常なので!
 
 
 
そして、世の中から
無駄に感じる会議を少しでも減らていきしましょう(笑)
 


 
  

 PRプロデューサー 藤田智子

    
 
 
 
 
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