心底、
優しい人はいるものだ。
私のひと回り、
いやそれ以上に年下の‟Tさん”がいる。
PRの仕事仲間で、出会って約半年。
音楽の趣味が似ていたり、
なんとなく同じ空気感を好んでいたり、
勝手に親近感を持っている。
毎月、打合せをし、
日常的に連絡も取り合っている。
しかし、
未だにリアルで
”Tさん”に会ったことがない。
画面を通じて
私の”Tさん像”は、既に完成済みだ。
そこに大きな隔たりがあるとは、
全く気づかずに……。
先日も打合せのあと、
穏やかな時間が流れていた。
話は
なんとなく志ん朝、
いや、「身長」の話題に変わった。
そこから、
”想像のTさん”と”現実のTさん”の
≪サイズ≫が大きく異なることが判明した。
私は驚きのあまり
いつも以上の声を上げた。
私の”Tさん像”を
大きく大きく書き換えないといけないから。
(スケールも気持ちも、両方)
さらに、
笑いも止まらなくなった。
自分の思い込みの勝手さに
呆れたからだ。
これって”Tさん”には、
面白くも、
楽しくもない話である。
でも”Tさん”は、
やっぱり優しい人だった。
/
藤田さんが驚いてくれて、
なんだが嬉しかったです!!
\
と、
”ただのお騒がせ”であったの私のリアクションを
丸ごと受け止めてくれたのだ。
ますます、目を丸くした。
世の中には、
本当に優しい人がいるものだ。
zoomを切った後も、
じんわりとした気持ちがいつまでも残った。
人柄の面では、
私の見立てに差異はなかった!!
Tさん、お詫びしてしっかり訂正いたします(__)