私のことが好きな人

私のことが好きな人

私の周りにいる人。

それは、
「私のことが好きな人」だということを
最近になって自覚した。
   
     


私には妹が3人いる。



4つ離れた妹、N子は、
小さい時から私のことが好きだった。

たくさん喧嘩もしたが
私について回り、
何でも真似をしてきた。

私の卒業アルバムを熟読し、
私よりも私の同級生に詳しかった。

そして私には、いつも優しい。


私の思い上がり、かな?



6つ離れた妹、K子は、
私が18才で一人暮らしを始めた頃から
私を好きだったと思う。

当時、中学生だった妹は、
私のいる京都の下宿に何度も遊びに来た。

人生の節目の相談も
大事な打ち明け話も
親より私が先に聞いてきた気がする。

ちょっと高音気味に
「お姉ちゃん」という言葉をよく使う。


私の勘違い、かな?




10離れた妹、つまりH子は、
「私のことが好きではない」、と思っていた。

しかし、先日の会話で
「お姉ちゃんのことは、私も好きだよ」
とH子は話した。

年齢の離れた、
≪ただの姉≫という存在かと
思っていたから正直驚いた。

そして、
ちょっと恥ずかしくなった。

確かに、
うちでダラダラ過ごし、
夕飯を食べて帰ることも多い。
(私はそんなに相手にしないけど)

そうか、好きだったのか……

ということで、

私の周りに留まる人は、
「ただいるのかな」
って、これまで思ってきましたけれど、

今後一切、
「好きだから側にいるのね」
と、勝手に私は思い込みますから!!!!

   
そこのあなた、覚悟してよろしく!
(なんの覚悟じゃ笑)
  

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